オリジナルの天然酵母を作る
市販されている天然酵母を使っての天然酵母パン作りもとてもよいと思いますが、天然酵母自体を最初から作ってオリジナルの自家製天然酵母を使ったパンを作ってみるというのはどうでしょう。あるパン教室を開いている先生が果物を使った天然酵母で凄く美味しいパンを作り上げたという話を聞いたことがあります。そこで先生は是非、生徒の皆さんにも教えようと思い教えたところ、なかなか上手くいかなかったとのことです。酵母の作り方からパンの作り方まで同じなのに何故そのようなことになってしまったのでしょうか。おそらく考えられることとしては先生が生徒の皆さんに教えた教室では常に色んな酵母が空気中に浮遊していた為、果物から作り上げた天然酵母に他の酵母が混ざり込んでしまい上手くいかなかったのではないかと推測されます。この結果からオリジナルの自家製天然酵母を作る環境によって品質が大きく変ってくるということになります。いくら同じ原料を同じ量使っても作る環境によって違う酵母になってしまうかもしれないと言う訳ですね。こうした事象は天然酵母に限った話ではなく、様々な発酵食品を作ろうとする際には起こり得る現象なのです。天然酵母を作るには果物や穀物に付着した菌を原料として、採取できた菌を培養させていくわけです。しかし採取方法や場所、採取できた菌によって味が全然変わってくるわけです。これらの事象からわかるように天然酵母は作業する環境がもの凄く大事であり、とてもデリケートなものである事が分かります。ということは天然酵母を手作りするということは、作る度に世界に1つしかない天然酵母が作り上げられるということになります。世界に1つしかない天然酵母を自分作り、その天然酵母で美味しいパンが焼けた時はみんなに自慢したくなるくらい嬉しいこと間違いなしでしょう。